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どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『睡眠こそ最強の解決策である』
適切な睡眠は、体にとても良いです。
痩せる、記憶力が上がる、病気になりにくくなる、メンタルが安定する…など!
本書はその根拠を科学的にまとめたものです。
本稿では、要点を3つ抜き出して、簡単な言葉でまとめていきます!
睡眠についての本は、以前にも要約をしています。
本稿の書籍よりも2年以上新しい内容なので、ぜひご一読ください!
著者紹介
カリフォルニア大学バークレー校の科学者であり、神経科学と心理学の教授。
本書は、ガーデン紙やタイム誌が絶賛し、アメリカ公共ラジオNPRの2017年ベストブックスである世界的ベストセラー本です!
(参考:睡眠こそ最強の解決策である | SBクリエイティブ)
この本の3つの要点
本書の内容を以下の3点にまとめてお伝えします。
①睡眠不足の影響とは
②適切な睡眠時間とは
③睡眠の質を上げる方法
①睡眠不足の影響とは
睡眠が不足する、具体的には6時間を下回ると、以下の問題が生じます。
- 免疫力が低下する
- 心臓病のリスクが増える
- 癌のリスクが増える
- アルツハイマー病のリスクが増える
- 食欲が増える
ひとことでいうと、寿命が短くなる、ということです。
脳のパフォーマンス(集中力や記憶力など)の点で、
『7時間未満の睡眠が10日間続いた人』は『24時間続けて起きていた人』と同じだそうです…
また、4時間睡眠の人は、8時間睡眠の人に比べて、集中力が必要な作業におけるミスの割合が6倍も高いそうです!
これでは、仕事中にミスをする回数が増えてしまうでしょう。
問題なのは、医師や運転手、パイロットといった職業の方達で、彼らのミスは大きな事故に繋がってしまいます。
睡眠不足は、病気になって、太って、イライラして、ミスをする。
いいことなんてひとつもありません。
適切な睡眠を毎日心がけましょう!
②適切な睡眠時間とは
『8時間』
*適切な睡眠時間には個人差があります
著者は、以下の点で8時間睡眠を推薦しています。
アデノシンというのは、起きている時に脳内に出続ける物質で、溜まれば溜まるほど眠くなります。
寝ることでアデノシンが取り除かれますが、睡眠が短かったり浅かったりすると、朝起きた時にもまだアデノシンが残っています。
この場合、起きたばっかなのに眠気を感じたり、午前中に眠気がきたりします。
十分に寝ることで、アデノシンがなくなり、スッキリ活動することができるのです。
(*カフェインはこのアデノシンによる眠気を抑えます)
答えは、『両方』です。
ノンレム睡眠は睡眠の初期に多く、レム睡眠は睡眠の後期に多いです。
入眠が遅くなるとノンレム睡眠が欠け、起床が早まるとレム睡眠が欠けます。
毎日なるべく同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように努めましょう!
③睡眠の質を上げる方法
アメリカ国立衛生研究所によると、「以下の12点を実践すべし」とのことです。
(参考:A Good Night's Sleep | National Institute on Aging)
- いつも同じ時間に寝て起きる
- 夜寝る前に運動をしない
- カフェインとニコチンを摂取しない
- 寝る前にアルコールを摂取しない
- 夜の遅い時間に大量の飲食をしない
- 可能なら、睡眠を妨げる薬を服用しない
- 午後3時をすぎたら昼寝しない
- 寝る前にリラックスする
- 寝る前にお風呂に浸かる
- 寝室を暗く涼しくし、デジタル機器は持ち込まない
- 日中に太陽の光を浴びる
- 眠れないままずっと布団の中にいない
著者は、どれか1つ選ぶなら①を選びなさいと言います。
規則的な睡眠リズムはそれだけ重要なんですね。
たくさんありますが、できることから1つずつやっていけば良いでしょう。
まとめ
理想は、『毎日同じ時間にベッドに入り、8時間以上寝よう』ということになります!
適切な睡眠をとり続けて、心身ともに健康な生活を送りましょう!!!
この記事は簡単な要約です。
より深く知りたい、他の内容も気になると思う方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
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睡眠こそ最強の解決策である [ Matthew Walker ] 価格:1,760円 |
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睡眠こそ最強の解決策である【電子書籍】[ マシュー・ウォーカー ] 価格:1,760円 |
【書籍名】睡眠こそ最強の解決策である
【著者名】Matthew Walker
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2018年5月21日頃
【ページ数】432ページ
冒頭でも触れましたが、本書より新しい睡眠本の要約記事もあります↓