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どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『仕事に追われない仕事術』
今回はこの本の一部、であるタイム・マネジメントについて紹介します!
対象読者
本書では、次のような人を対象にしています。
- 「時間がない」と嘆いている人
- 日々「忙しい」と感じつつ、なぜ忙しいかわからない人
- 仕事術関連の本を読んでみたものの、うまく仕事が捗らない人
- 『TODOリスト』『仕事の優先順位付け』『スケジュールの一覧化』といった主要な仕事術を試してみたが、効率よくなっていない人
今回の内容をかんたんにまとめると…
『忙しいだけの仕事』を捨て、チャレンジングな『本当の仕事』だけに集中せよ!
『忙しいだけの仕事』:
自分がやるのが必ずしも効率がいいとは言えない仕事
慌ただしく動き回ること
『本当の仕事』:
自分の目標・理想に近づくための仕事
他の人に任せるよりは自分がやったほうが効率が良い仕事
綿密に計画を立て、入念に思考をする必要があること
本書のタイム・マネジメント部分における要点3つにまとめました。
ここからお伝えします。
①『意志の力』に頼るのではなく『仕組み』に頼る
私たちの脳には『理性』と『衝動』の2つの部分があります。
理性は、思考や行動する際に、意識的に働きます。
衝動は、危険を察知した時や新しい情報に出会った時に反射的に働きます。
理性が「ダイエットするぞ」と意志を持っても、
衝動が「ラーメンだ!」「チョコレートだ!」と言って飛びついてしまいますよね。
意志の力では理性を効果的に機能させることが難しいのです。
ではどうするか?
『仕組み』で解決しましょう。
②機能する仕組みの7つの原則
機能する仕組みには次の7つの原則があります。
- 明確で具体的なビジョンが存在する
「自分はこうありたい!」という姿が明確に言葉にできること
また、それに近づくための何かしら努力ができていること - 一事に集中する
複数のことに同時に取り組むのではなく、一つずつ着手し完了させていくこと
(会議中にメールを返していたり、チャットツールを開きっぱなしで文書を作っていたりなど、これらは一事に集中とは言えない。もちろん二つの仕事を並行していることも。) - 少しずつ頻繁に行う
レポートや仕事のように明確な期限や完了があるものは、毎日少しずつでも進めるべき
経験を重ねることで新たな学びを吸収し、新たな知識やアイデアにつなげていく - 制限を設ける
何かしら制限をつけたり、選択肢を絞ったりすることが重要
タスクAを引き受けたらタスクBをやらない、今から2時間はメールや電話に出ずこの仕事だけに向かうなど - あらかじめ立てた今日の予定に、新たなタスクを追加しない
クローズド・リスト=ここまで!と線を引き、それ以上タスクを絶対に追加しないリスト(通常のTODOリストとは真逆)を使う - 突発の仕事を減らす
なぜ「予定より仕事が進まない?」
それは「予定にはなかった仕事を手に取っている」から
突発な仕事が降ってこないようにメールチェックを後回しにしたり、電話を出る時間を区切ったり、一人で作業する時間を確保したりすべし - コミットメントと興味を区別する
コミットメント:「責任を持って引き受け、お金や時間を投じてでも達成するべき」もの(自分の理想に近づく材料となるもの)
興味:「好きだ」と思えるもの
これら二つは明確に区別すべきであり、興味のあることにすぐに飛びついてはならない。
「これはコミットメントできるものか?」と一度考え、もしそうならシングルタスクで取り組もう
「へえ、そうなんだ。」で終わらず、実際に自分の行動に取り入れてみてください!
もちろん全てが好ましいが、1つだけでも効果はあるでしょう。
今よりも仕事に追われなくなることでしょう。
③仕事を適切にマネジメントする
- 仕事の依頼が来てもすぐに承諾しない
新たな仕事を受けるということは、既に抱えている仕事に割く時間の一部が減ることを意味する。
これを念頭に置いて仕事を引き受けるか決断するべき。
まずは「この仕事は今抱えている仕事よりも価値があるか?」と問おう。
- 仕事受けてもすぐに着手しない
まずは、既存の仕事との兼ね合いも考慮し、見積もりと整理の時間をとるべき。
「いつ、どこで、どれだけ進めるか」を考えて予定として組み込もう。
もちろん、その仕事をやるときは他の仕事はせず、なるべく邪魔が入らないようにして取り組もう。
まとめ
- 意志の力に頼らず、仕組みでカバーしよう!
- 優れた仕組みを作ろう!
- 仕事を受ける際は、既に持っている仕事との兼ね合いを考えるために、一度整理する時間を必ず設けよう!
今回の内容を整理すると、『仕事をする上で作るべき仕組み』とは
- 仕事に制限を設定する
- 新たな仕事は一度整理してから取り組む
- 一度に一つの仕事に着手する
- 1日にできる仕事量を常に把握する
- 毎日1日分の仕事を完了させる
ぜひこのルールで仕事をしてみてください。
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版 [ マーク・フォースター ] 価格:1,650円 |
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版【電子書籍】[ マーク・フォースター ] 価格:1,650円 |
【書籍名】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版
【著者名】マーク・フォースター
【出版社】ディスカバー・トゥエンティワン
【出版日】2016年10月22日頃
【ページ数】279ページ