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どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本(の一部)!
『ハック大学式 最強の仕事術』
この本から得られるもの
『仕事ができる人』になるための方法
本書では、その方法を2つの側面から解説しています。
- マインドセット面:物事の考え方、捉え方
- アクションプラン面:具体的な行動の仕方、物の使い方
本稿では今回、マインドセットについて解説します!
仕事ができる人の『マインドセット』、この5つの要点
①『結果』を出さなきゃ評価されない
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
③『上司や会社の評価』にこだわらない
④『他責』をやめ『自責』思考へ
⑤『見栄』か『プライド』か
①『結果』を出さなきゃ評価されない
まず、手段を目的化しても意味がありません。
例えば、「毎月本を10冊も読んでいる!」や「私は毎日英会話スクールに通っている!」といったものです。
確かに、読書量も英語に触れる時間も多く、努力しているのは伝わるかもしれません。
しかし、本を読んで得た学びを行動にうつしたり、実際にスクールの外で英語を話さなければその学びは活かされません。
自分では本で得た学びを実践してるつもりでも、結果が出なければ同僚や上司には伝わりません。
「○○を頑張っている!」というプロセスではなく、結果を重視しましょう。
『どのような結果を出したいか?』
『そのために何をすればいいのか?』
『その方法で本当に結果を出せるのか?』
を定期的に考えてください。
大事なのは、目標に近づくための頭を使った努力です!
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
仕事では、作業をこなすのではなく、常に思考をぶつけながら作業するべきです。
作業とは、『決められた手順や方法で与えられた課題を解決すること』です。
決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するマインド、『作業者マインド』しか持ってないと、大問題です。
作業は、AIやアウトソーシングに代替される可能性が高く、価値がなくなる可能性が高いです。
作業は、誰がやっても同じアウトプットになることが多く、別にあなたがやらなくてもいいのです。(あなたの付加価値は0)
全ての仕事に対してしっかり考えるという『思考者マインド』へスイッチしましょう。
仕事に取り組む際に、
「これはなんのためにやるのか?」
「方法Aよりも効率の良い方法はないか?」
「最速で終わらせるには、誰にレビューをもらうべきか?」
など、仕事の意義、やり方に関して思考を巡らせましょう。
注意点は、従来のものを全否定してしまわないように、ということです。
従来手法が良い場合は、それをそのまま採用するべきです。
③『上司や会社の評価』にこだわらない
これは、中長期的なキャリアプランを描くにあたり絶対に持つべき考え方です。
上司や会社の評価を、過度に気にしてはいけません。
仕事で改善すべき点を自分で見つけたのに、「上司が良く思わないかもしれないから…」と考えて躊躇してしまう人がいます。
なぜ上司や会社に評価されたいのでしょうか?
多くの人が、評価されることで出世したり昇給したりできるから、と答えるでしょう。
でも出世や昇給のために上司や会社に評価されることを目指すのは、非常に非効率なのです。
なぜなら、転職や人事異動で評価がリセットされるから。
変化の早いこの時代、我々日本人もジョブホッピングをする機会が増えています。
追い求めるべきは市場からの評価です!
今市場では何が注目されていて、どんな能力が欲しがられているかを考えましょう。
そして自己研鑽を行い、市場価値の高い人材をしっかり評価してくれる会社へ転職することも視野に入れてみてください!
④『他責』をやめ『自責』思考へ
何か仕事でミスをした時、その原因が一見自分にないと思った時には、多くの人が他責をするでしょう。
「あいつの報告書が読みにくかったからだ。」「部下の連絡が遅かったからだ。」
しかし、このような時には自責しましょう。
「報告書の書き方について軽く説明するべきだったな。」「まめに連絡するように部下に頼めばよかったな。」
他責をやめ自責をすることで、自分の成長機会が増えるのです。
他人の行動はコントロールできませんが、自分の行動はコントロールできます。
何か問題が起きた際はぜひ、「自分にできるところはなかったか?」を考えるようにしましょう。
自責思考の3つのメリット
⑤『見栄』か『プライド』か
見栄は、他者が自分に対してする評価のこと。
プライドは、自分が自分に対してする評価のこと。
他者の行動や思考はコントロールできないので、見栄による自分の行動は切り捨てるべきです。
例えば、「車が欲しい」と思った場合、
「周りに羨ましがられたいから」と言った理由は見栄によるものでしょう。
対して、「毎日通勤で使って通勤コストを削減したいから」と言うのは立派な理由(プライド)でしょう。
見栄の場合は買わない、プライドの場合は買うといった決断をすべきです。
ポイントは、「今自分がやりたいこと・欲しいものは、見栄によるものか? 」と考えることです。
まとめ
①学びの過程は、他者から認知されにくい。
他者の評価を得るには、結果を出すしかない!
②作業はいずれ自動化される。
仕事に取り組むたびに試行錯誤をし、自分だけの付加価値をつけることが大切!
③上司や会社の評価にのみ固執してはいけない。
環境が変わっても変わらない、市場における評価を大切に!
④「何か自分の言動に問題はなかったか?」と問うことで、自分の成長の機会を大幅に増やすことができる!
⑤自分の欲求が見栄に従っていないか要チェック!
見栄なら捨ててしまおう!
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術 [ ハック大学 ぺそ ] 価格:1,320円 |
【書籍名】行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術
【著者名】ハック大学 ぺそ
【出版社】ソシム
【出版日】2020年12月25日頃
【ページ数】212ページ
著者紹介
ハック大学 ぺそ
・アラサー
・都内の外資系金融機関に勤めるサラリーマン
・ビジネス系YouTuber
参考↓↓↓
ちゃんなる的には、ぺそさんのYouTubeチャンネルは非常に面白いと思ってます!
主観ですが、言葉がわかりやすく、声が穏やかで理解しやすいと思ってます。
興味がある方はぜひ視聴してみてください!