ちゃんなるぶろぐ

エンジニア5年生🧑‍💻 オライリーとにらめっこする毎日。

【5分でわかる!】「後悔しない超選択術」(メンタリストDaiGo)

読み終えるまで約5分

 

どうも、ちゃんなるです。 

今回紹介するのはこの本!

『後悔しない超選択術』

 

「あのとき、○○しておけばよかったな…」

 

あなたは、過去を悔やんだことありませんか?

この本では、科学的に後悔を減らす方法を紹介しています。

 

 

この本からわかること

人は1日約70回、人生を左右する選択をしています。

しかし、全ての人に当てはまる正しい選択は存在しません

あるのはベターな選択だけです。

 

この本では、客観的に見てベターだと思える選択をする方法と、そのための習慣やトレーニングについて紹介しています。

また、私たちが後悔しやすい選択のパターンとその原因も書かれています。

これら知っておくだけで、今後の選択に生きること間違いなし!

 

著者紹介

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メンタリストDaiGo

著者はあのメンタリストのDaiGoさんです!

 

慶應大学理工学部卒。英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、ビジネスやアカデミックな活動に方向転換し、ビジネスアドバイザーや作家、大学教授として活動。

(画像参照&一部引用:https://daigo.jp/profile

 

この本の3つの要点

①人の選択スタイル

②後悔しない選択をするための習慣

③選択力を鈍らせる落とし穴

①人の選択スタイル

ボーイング・グリーン州立大学のある研究によると、人の選択にはスタイルがありそれは以下の5つに分けられるそうです。

  1. 合理的スタイル
  2. 直感的スタイル
  3. 依存的スタイル
  4. 回避的スタイル
  5. 自発的スタイル

(*各スタイルの詳細は省略)

各スタイルの人が行う選択に対する客観的な評価は、合理的スタイルが最も高く直感的スタイルが最も低いという結果です。

(直感的スタイルは、選択直後は主観的な満足度が最も高いが、後々後悔する確率も最も高いとのこと。)

 

客観的な評価が高いことが後悔しない選択につながります。

よって、合理的な選択を行うことが後悔の少ない選択につながることになります。

 

合理的な選択を行うには「客観的な視点」が不可欠です。

②後悔しない選択をするための習慣

著者は、「客観的な視点」を得るための方法として下記を挙げていました。

三者になって選択をする

例えば、「(自分と似てる)○○さんがこの選択をするなら、こう考えこれを選ぶかな…」のような感じです。

選択を自分事として捉えないようにすることで、客観的な判断ができます。

 

未来の自分を想像する

例えば、次のような感じです。

「こんな時間にお腹がすいたなあ。」

「今夜食を食べたら10分後は幸せだ…」

「でもそれが習慣になったら10ヶ月後には太っちゃってるな…」

「そのまま10年たったら生活習慣病になってしまうかもしれない…」

「やっぱやめよう!!!」

 

「その選択をすることで未来にどんな悪影響があるか」を想像してみましょう!

 

複数のサンプル(判断材料、理由、根拠)を用意する

複数のサンプルを用意することで、偏った考えによる判断が減ります。

これにより、後々後悔する選択ミスを減らすことができます。

 

著者はこの「複数のサンプルを用意する」をかなり推していたと思います!

その理由は、後悔しない選択を邪魔する以下のような要素を避けることができるからです。

初頭効果…最初に持った印象や与えられた情報が、後の情報に影響を与えてしまうこと

確証バイアス…仮説や信念を検証する際に、それを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を集めない傾向のこと

社会的証明…周囲の判断を頼ってしまう心理原則のこと

 

初対面が好印象だと、その後もいいところばかり探してしまい、悪い面が見えなくなってしまうことってありますよね?

また、あの人はいい人だよ!と親しい人に言われたら、いい人なんだと思い込んでしまうってこともあるでしょう。

これらは初頭効果確証バイアス社会的証明が影響しています。

 

また、例えば、 

友人がキャベツダイエットで5キロ痩せたと自慢してきた。

キャベツダイエットはすごいと思った(初頭効果)!

自分も痩せたい、キャベツダイエット始めよう(社会的証明)!

のような一例もよくあるパターンです。

 

このように安易に選択を行ってしまうと、後悔する結果を招きやすいです。

実際、科学的にはキャベツダイエットのような一食のダイエットは、急激にリバウンドしやすいことが証明されてます。

ここで、複数のサンプル(○○ダイエットはリバウンドしにくい。△△ダイエットは好きなものを食べながら痩せれる。などの知識)を持っておくと、安易にキャベツダイエットを始めなくてすみます。

 

サンプルは「科学的根拠のあるもの」が好ましいとのこと。

③選択力を鈍らせる落とし穴

心に余裕がない時は脳が楽をします。

そして、以下のようなバイアスをかけて非合理的に物事を判断します。

よって、後悔する選択が増えます。

 

ここでは、一部抜粋してバイアスについて紹介します。

 

感情バイアス(気分によって物事の受け止め方が180度変わってしまうこと)

例:ダジャレを言う上司がいる。気分がいい時は「またダジャレすか?」「今のは面白かったっすね笑」でも気分が悪い時は「うざいな」「今忙しいんだから空気読めよ」

対策:強いストレスを感じてる時は判断を行わない

 

プロジェクションバイアス(今の感情をベースにし、「未来もきっとこうなるだろう」と見積もって選択してしまうこと)

例:お店に入った時の空腹状態のまま、注文をしてしまう。「今日は特別空腹だし、牛丼キングサイズ行けそう!」→「むり。気持ち悪い。頼まなければよかった…」

対策:選択する時の状況と、それによって起きる未来の状況をできるだけ近づける。

以前似た状況を経験したなら、そのときのことを思い出してみる。

 

サンクコストバイアス(過去に払ったコストが今の判断に影響してしまうこと)

対策:過去払ったコストはいったん忘れ、未来のコストにのみフォーカスしてみる

例:映画館入ったけどつまらない。2千円払ったし最後まで見るか…

→途中で退出し、残りの時間を別の有意義なものに使った方が良いのでは?

対策:過去払ったコストはいったん忘れ、未来のコストだけを考えてみる 

 

私たちは、無意識にバイアスに囚われて選択をしていることを意識しましょう!

まとめ

合理的に(複数の根拠を元に選択を行い、その結果に満足することが『後悔しない選択』の根幹です。

何かを選択する際は、それについての意見・理由・根拠を複数考えてみましょう!

書籍情報

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【書籍名】後悔しない超選択術

【著者名】メンタリストDaiGo

【出版社】西東社

【出版日】2018年12月

【ページ数】255ページ