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どうも、ちゃんなるです。
今回はこの本の内容を元に投稿します!
『プリンシプル・オブ・プログラミング』
この本から得られるもの
いいコードを書くための『プリンシプル』。
(プリンシプルとは原理・原則のことで、これを知ることがプログラマとして成長するための『王道』で『近道』である)
本書の目的は、『プリンシプル』を通して良いコードを書けるようになることです。
『プリンシプル』は抽象的な内容であり、本書にはプログラムコードによる具体例もありません。
そのため、自分なりに内容を咀嚼し、自分なりの具体例を考えようとする姿勢が大切です。
*抽象的な内容のため、解釈は皆さんにお任せします!
①YAGNI原則とは
YAGNI:You Aren't Going to Need It.(それはきっと必要にならない)
どういうことか?
『コードは、必要になった時に必要になっただけ書くべき』ということ。
なぜそうするのか?
「後々必要になるかもしれないし〜」で書いたコードは結局使われず、余計なコードとなる可能性があるから。
余計なコードは拡張性を著しく低下させる。
また、なぜこのコードがあるのか、時間が経つとわからなくなるから。
②YAGNI原則をどう実践するか
まずは汎用性よりも単純性を意識しましょう。
必要になった時にコードを抽象化して汎用度を高めるようにしましょう。
例えば…
- ある1つのスコープ内で定義した変数は、他のスコープで必要になった際に初めてグローバル変数に変更すること
- ある処理のまとまりが一箇所でしか使われていない場合は、一旦関数化をせず、他箇所で同じ処理のまとまりが必要になった際に関数化をすること
まとめ
「後々必要になるかもだし〜」
「クラスに切り出しておいた方が後で便利だし〜」
『後』ではなく『今』にフォーカスしてコーディングを行うのがベストです!
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
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プリンシプルオブプログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則 [ 上田勲 ] 価格:2,420円 |
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プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則【電子書籍】[ 上田勲 ] 価格:2,178円 |
【書籍名】プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
【著者名】上田勲
【出版社】秀和システム
【出版日】2016年3月
【ページ数】303p
著者紹介
横浜国立大学経営学部卒。キヤノンITソリューションズ勤務。Webアプリケーション自動生成ツール「Web Performer」の開発に、立ち上げ期より関わる。現在、テクニカルリーダー、スペックリーダー、アーキテクト、デザイナーを担いつつ、自らもプログラミングに携わる
画像は上田勲に関する記事一覧 - ログミーより