【3分でわかる!】プログラミング〜DRY原則について〜
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どうも、ちゃんなるです。
今回はこの本の内容を元に投稿します!
『プリンシプル・オブ・プログラミング』
この本から得られるもの
いいコードを書くための『プリンシプル』。
(プリンシプルとは原理・原則のことで、これを知ることがプログラマとして成長するための『王道』で『近道』である)
本書の目的は、『プリンシプル』を通して良いコードを書けるようになることです。
『プリンシプル』は抽象的な内容であり、本書にはプログラムコードによる具体例もありません。
そのため、自分なりに内容を咀嚼し、自分なりの具体例を考えようとする姿勢が大切です。
*内容は抽象的であり、どう解釈するかは皆さんにお任せします。
①DRY原則とは
DRY:Don’t Repeat Yourself.(同じことをするな)
どういうことか?
『同じロジックを複数箇所に書いてはいけない』
同じ関数・条件文・定数リテラルを複数箇所で書いてる場合は排除しましょう。
どうして排除するべきなの?
重複箇所があると、『コードの改善が困難になるから』です。
その理由は主に下記の3つ
- コード量が増え、また複雑になり、読みにくくなる
- 一つの改善作業のために、複数箇所のコードを修正する必要が出てくる
- 重複してる部分はたいていレガシーコード*である
*レガシーコード:テストのないコードのこと
②DRY原則をどうやって実行するか
『コードを抽象化する』
抽象化:同一処理を関数やモジュールに閉じ込めること、データであれば定数化してそれを使い回すこと
抽象化のメリット
- コード量減少→読む時間短縮
- ロジックやデータに名前が付き、読みやすくなる
- コードの修正が容易になり、品質が担保しやすくなる
- 再利用しやすくなり、新たな機能実装の際に最小限のコード量で要件を記述できる
抽象化のデメリット
- 時間がかかる
- デグレード(前より悪くなること)の可能性がある
③その他
WET:Write Every Time(同じことがたくさん書かれている)
皮肉にもDRYの対義語として定義されたらしいです笑
(DRY:乾燥してる⇆WET:湿っている)
まとめ
DRY原則は、Don't Repeat Yourself(同じことを繰り返すな)ということです。
コーディングの際に、重複する処理があればそれを抽象化し、関数やクラスに切り出すようにしましょう!
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
プリンシプルオブプログラミング 3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則 [ 上田勲 ] 価格:2,420円 |
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則【電子書籍】[ 上田勲 ] 価格:2,178円 |
【書籍名】プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
【著者名】上田勲
【出版社】秀和システム
【出版日】2016年3月
【ページ数】303p
著者紹介
横浜国立大学経営学部卒。キヤノンITソリューションズ勤務。Webアプリケーション自動生成ツール「Web Performer」の開発に、立ち上げ期より関わる。現在、テクニカルリーダー、スペックリーダー、アーキテクト、デザイナーを担いつつ、自らもプログラミングに携わる
画像は上田勲に関する記事一覧 - ログミーより