ちゃんなるぶろぐ

エンジニア5年生🧑‍💻 オライリーとにらめっこする毎日。

【3分でわかる!】仕事に追われない仕事術〜マニャーナの法則〜

読み終えるまで約3分

 

どうも、ちゃんなるです。

今回紹介するのはこの本!

『仕事に追われない仕事術』

 

今回はこの本のメインディッシュ!であるマニャーナの法則について紹介します! 

対象読者

本書では、次のような人を対象にしています。

  • 「時間がない」と嘆いている人
  • 日々「忙しい」と感じつつ、なぜ忙しいかわからない人
  • 仕事術関連の本を読んでみたものの、うまく仕事が捗らない
  • 『TODOリスト』『仕事の優先順位付け』『スケジュールの一覧化』といった主要な仕事術を試してみたが、効率よくなっていない

今回の内容(マニャーナの法則)をひとことでいうと…

毎日WILL DOリストを作ってタスク管理せよ!

 

前回は同じ本の別の部分を要約しました↓↓↓

chan-naru.hatenablog.com

この記事だけで内容は完結するようになっているので、気にせず読み進めてください!

 

本書のマニャーナの法則部分における要点3つにまとめました。

ここからお伝えします。

①マニャーナの法則とは

 「明日まで待てない仕事はない!」という考えを元に、下記の2つを満たす仕事のやり方のこと

  1. 新たに発生したタスクは、「明日やる」を基本にする
  2. 日々のタスク管理は、クローズリストを活用する

②クローズリストとは

 1日のタスクを設定したリストのこと

TO DOリストとの違いは次の2点です。

  1. リストの内容はその日中に必ず完了させる
  2. 設定後はタスクの追加をしてはいけない

「今日はこれをやる!」とあらかじめ決めておき、それだけを完了させるリストになります。

もちろん他のやることが出てくる可能性もありますが、その場合はクローズリストの外側に分けて追記しておきましょう。

③WILL DOリストで毎日のタスクを管理すべし

 WILL DOリストとは、下記の3つの内容からなるクローズリストのことです。

  1. ファーストタスク
  2. デイリータスク
  3. 明日のWILL DOリスト作成・調整

毎日WILL DOリストを元にタスクをこなすのが理想となります。

リスト作成時はこの形になるように作ってみましょう!

 

ファーストタスク:

  • 作業開始直後に必ず着手するもの
  • いくら時間がなくても必ず着手するもの
  • 必ずできるように適切な時間、量を設定しておく必要がある

「昨日のやり残しタスクを30分やる」や「作業効率化のためのPCの設定を5分間見直す」のように、大まかな内容とかける時間を決めましょう。

 

本書では、やり残しタスク、仕事のシステム改善、プロジェクトの推進、がファーストタスクとして適切だと述べられていました。(詳細は省く)

 

デイリータスク:

  • (昨日の)メール・電話への対応
  • (昨日の)書類の整理
  • すぐに完了するタスク
  • その他やること

マニャーナの法則では、新たなタスクは翌日に持ち越すのが基本です。

なのでタスクの大半が、前日入ったタスク前日以前に設定しておいたタスクの2種類になります。

 

明日のWILL DOリスト作成・調整: 

1日の業務の終わりに、必ず翌日のリストを作成しましょう!

もし、その日中に終わらない業務があれば、それは翌日のリストに組み込みましょう。

またそれを考慮してリストを再調整しましょう。

 

WILL DOリストの原則は、その日中に完了させること途中でタスクを増やさないこと、です!

まとめ

 毎日WILL DOリストを作ってタスク管理せよ!

毎日リスト内のタスクを絶対に完了させましょう。

もし、「クローズリストなのにタスクが終わらないよ…」 となる場合は、設定するタスクの量を見直してみてください。

また、今回触れませんでしたが、タスクをそれ以上分割できないくらい細かくすることも重要だと書かれていました。

 

*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!

書籍情報 

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版 [ マーク・フォースター ]

価格:1,650円
(2021/8/3 19:13時点)
感想(1件)

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版【電子書籍】[ マーク・フォースター ]

価格:1,650円
(2021/8/3 19:14時点)
感想(0件)

【書籍名】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版

【著者名】マーク・フォースター

【出版社】ディスカバー・トゥエンティワン

【出版日】2016年10月22日頃

【ページ数】279ページ

【3分でわかる!】仕事に追われない仕事術〜タイム・マネジメント〜

読み終えるまで約3分

 

どうも、ちゃんなるです。

今回紹介するのはこの本!

『仕事に追われない仕事術』

 

今回はこの本の一部、であるタイム・マネジメントについて紹介します! 

対象読者

本書では、次のような人を対象にしています。

  • 「時間がない」と嘆いている人
  • 日々「忙しい」と感じつつ、なぜ忙しいかわからない人
  • 仕事術関連の本を読んでみたものの、うまく仕事が捗らない
  • 『TODOリスト』『仕事の優先順位付け』『スケジュールの一覧化』といった主要な仕事術を試してみたが、効率よくなっていない

今回の内容をかんたんにまとめると…

『忙しいだけの仕事』を捨て、チャレンジングな『本当の仕事』だけに集中せよ!

 

 『忙しいだけの仕事』

自分がやるのが必ずしも効率がいいとは言えない仕事

慌ただしく動き回ること

 

『本当の仕事』

自分の目標・理想に近づくための仕事

他の人に任せるよりは自分がやったほうが効率が良い仕事

綿密に計画を立て、入念に思考をする必要があること

 

本書のタイム・マネジメント部分における要点3つにまとめました。

ここからお伝えします。

①『意志の力』に頼るのではなく『仕組み』に頼る

私たちの脳には『理性』と『衝動』の2つの部分があります。 

理性は、思考や行動する際に、意識的に働きます。

衝動は、危険を察知した時や新しい情報に出会った時に反射的に働きます。

 

理性が「ダイエットするぞ」と意志を持っても、

衝動が「ラーメンだ!」「チョコレートだ!」と言って飛びついてしまいますよね。

 

意志の力では理性を効果的に機能させることが難しいのです。

ではどうするか?

『仕組み』で解決しましょう。

②機能する仕組みの7つの原則

機能する仕組みには次の7つの原則があります。

  1. 明確で具体的なビジョンが存在する
    「自分はこうありたい!」という姿が明確に言葉にできること
    また、それに近づくための何かしら努力ができていること

  2. 一事に集中する
    複数のことに同時に取り組むのではなく、一つずつ着手し完了させていくこと
    (会議中にメールを返していたり、チャットツールを開きっぱなしで文書を作っていたりなど、これらは一事に集中とは言えない。もちろん二つの仕事を並行していることも。)

  3. 少しずつ頻繁に行う
    レポートや仕事のように明確な期限や完了があるものは、毎日少しずつでも進めるべき
    経験を重ねることで新たな学びを吸収し、新たな知識やアイデアにつなげていく

  4. 制限を設ける
    何かしら制限をつけたり、選択肢を絞ったりすることが重要
    タスクAを引き受けたらタスクBをやらない、今から2時間はメールや電話に出ずこの仕事だけに向かうなど

  5. あらかじめ立てた今日の予定に、新たなタスクを追加しない
    クローズド・リスト=ここまで!と線を引き、それ以上タスクを絶対に追加しないリスト(通常のTODOリストとは真逆)を使う
  6. 突発の仕事を減らす
    なぜ「予定より仕事が進まない?」
    それは「予定にはなかった仕事を手に取っている」から
    突発な仕事が降ってこないようにメールチェックを後回しにしたり、電話を出る時間を区切ったり、一人で作業する時間を確保したりすべし

  7. コミットメントと興味を区別する
    コミットメント:「責任を持って引き受け、お金や時間を投じてでも達成するべき」もの(自分の理想に近づく材料となるもの)
    興味:「好きだ」と思えるもの
    これら二つは明確に区別すべきであり、興味のあることにすぐに飛びついてはならない。
    「これはコミットメントできるものか?」と一度考え、もしそうならシングルタスクで取り組もう

 

「へえ、そうなんだ。」で終わらず、実際に自分の行動に取り入れてみてください!

もちろん全てが好ましいが、1つだけでも効果はあるでしょう。

今よりも仕事に追われなくなることでしょう。

③仕事を適切にマネジメントする

  • 仕事の依頼が来てもすぐに承諾しない

 

新たな仕事を受けるということは、既に抱えている仕事に割く時間の一部が減ることを意味する。

これを念頭に置いて仕事を引き受けるか決断するべき。

まずは「この仕事は今抱えている仕事よりも価値があるか?」と問おう。

 

  • 仕事受けてもすぐに着手しない

 

まずは、既存の仕事との兼ね合いも考慮し、見積もりと整理の時間をとるべき。

「いつ、どこで、どれだけ進めるか」を考えて予定として組み込もう。

もちろん、その仕事をやるときは他の仕事はせず、なるべく邪魔が入らないようにして取り組もう。

まとめ

  • 意志の力に頼らず、仕組みでカバーしよう!
  • 優れた仕組みを作ろう!
  • 仕事を受ける際は、既に持っている仕事との兼ね合いを考えるために、一度整理する時間必ず設けよう!

今回の内容を整理すると、『仕事をする上で作るべき仕組み』とは

  • 仕事に制限を設定する
  • 新たな仕事は一度整理してから取り組む
  • 一度に一つの仕事に着手する
  • 1日にできる仕事量を常に把握する
  • 毎日1日分の仕事を完了させる 

ぜひこのルールで仕事をしてみてください。 

 

*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!

書籍情報 

仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版 [ マーク・フォースター ]

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【書籍名】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版

【著者名】マーク・フォースター

【出版社】ディスカバー・トゥエンティワン

【出版日】2016年10月22日頃

【ページ数】279ページ

【3分でわかる!】「地頭力を鍛える」〜①地頭力とは〜(著: 細谷功)

読み終えるまで約3分

 

どうも、ちゃんなるです。

今回紹介するのはこの本!

地頭力を鍛える』

 

今回は、この本の一部

地頭力とは何か

について紹介します!

⓪対象読者

  • 『問題解決』を必要とする業務に携わる人
  • 『考える力』を向上させたい全ての職業の人

①頭の良さは3種類

著者曰く、頭の良さは下記の3種類に分けれます。

  1. 物知りタイプ:知識・記憶力
    例:クイズ王
  2. 機転が利くタイプ:対人感性力
    例:司会者、コメディアン
  3. 地頭がいいタイプ:高度な思考力(地頭力
    数学者、プロ棋士

知識・記憶力

  • 判断に迷うことが少ない→有利な場面が多い
  • インターネットの普及により情報が簡単に入手可能に→この能力の価値が薄れつつある

対人感性力

  • 人に信頼されるには不可欠
  • 人を動かすには不可欠
  • 陳腐化しない能力

地頭力

  • 膨大な情報を選別して、そこに自分の付加価値をつけて新たな知識を生み出す力
  • 陳腐化しない能力

地頭力

地頭力のベースになる3つの力

  1. 仮説思考力:「結論から考える」
  2. フレームワーク思考力:「全体から考える」
  3. 抽象化思考力:「単純に考える」
  仮説思考力 フレームワーク思考力 抽象化思考力
ひとことで言うと 結論から考える 全体から考える 単純に考える
メリット

最終目的まで

効率的に到着する

思い込みを排除し、

①コミュニケーションの

誤解の最小化、

②ゼロベース思考を

加速する

応用範囲を広げ、

「一を聞いて十を知る」

プロセス

①仮説を立てる

②検証する

③必要に応じて

仮説を修正する

(以下繰り返し)

①全体を俯瞰する

②切り口を選択する

③分類する

因数分解する

⑤再俯瞰して、

ボトルネックを見つける

フェルミ推定と同じ

プロセスである!)

①抽象化する

②モデルを解く

③再び具体化する

キーワード

・ベクトルの逆転

(逆算)

・少ない情報で仮説を立てる

・前提条件を決める

・「タイムボックス」

アプローチ

・絶対座標と相対座標

・ズームイン(全体→部分)

の視点移動

・適切な切り口(軸)

の設定

・漏れなくダブりなく

MECE

・具体⇆抽象の往復

・モデル化

・枝葉の切り捨て

・アナロジー(類推)

 

③なぜ地頭力が重要?

ひとことで言うと、「圧倒的に生産性が上がる」からです。

  • 結論から考えることで、最終目的まで最も効率的な方法でたどり着ける
  • 全体から考えることで、コミュニケーションにおける誤解や後戻りの最小化になる
    初めから全体像を共有して議論を進めることで、後戻りを減らす!
    対して部分から考えると、個人の思い込みや思考の偏りが排除できず、誤解が生まれて後戻りが発生しやすくなる
  • 単純に考えることで、意思統一が図りやすい

タスクの全体・目的を簡単に把握できるようになる、と言うことですね!

最後に

情報や知識を入手できる時代になりました。

素人と専門家の知識という壁が低くなりつつあるのです。

情報や知識を素早く入手できることは当たり前の能力とみなされ、単なる『物知り』に価値は無くなったのです。

 

今後は情報や知識を入手した上で、それらをどうやって使うかがポイントになります。

そのために地頭力が大切ということがわかっていただけると嬉しいです。

 

*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!

書籍情報 

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 [ 細谷 功 ]

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地頭力を鍛える【電子書籍】[ 細谷功 ]

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【書籍名】地頭力を鍛える

【著者名】細谷功

【出版社】東洋経済新報社

【出版日】2007年12月

【ページ数】232ページ

著者紹介

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細谷功さん

細谷 功(ほそや いさお) 1964年、神奈川県生まれ。ビジネスコンサルタント

東京大学工学部を卒業後、東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。 

コンサルティングの専門領域は、製品開発・営業・マーケティング領域を中心とした戦略策定や業務/IT改革など。

著書に、『地頭力を鍛える』『アナロジー思考』『問題解決のジレンマ』『なぜ、あの人と話が噛み合わないのか』などがある。