【3分でわかる!】「ハック大学式 最強の仕事術」〜マインドセット編〜
読み終えるまで約3分⏰
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本(の一部)!
『ハック大学式 最強の仕事術』
この本から得られるもの
『仕事ができる人』になるための方法
本書では、その方法を2つの側面から解説しています。
- マインドセット面:物事の考え方、捉え方
- アクションプラン面:具体的な行動の仕方、物の使い方
本稿では今回、マインドセットについて解説します!
仕事ができる人の『マインドセット』、この5つの要点
①『結果』を出さなきゃ評価されない
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
③『上司や会社の評価』にこだわらない
④『他責』をやめ『自責』思考へ
⑤『見栄』か『プライド』か
①『結果』を出さなきゃ評価されない
まず、手段を目的化しても意味がありません。
例えば、「毎月本を10冊も読んでいる!」や「私は毎日英会話スクールに通っている!」といったものです。
確かに、読書量も英語に触れる時間も多く、努力しているのは伝わるかもしれません。
しかし、本を読んで得た学びを行動にうつしたり、実際にスクールの外で英語を話さなければその学びは活かされません。
自分では本で得た学びを実践してるつもりでも、結果が出なければ同僚や上司には伝わりません。
「○○を頑張っている!」というプロセスではなく、結果を重視しましょう。
『どのような結果を出したいか?』
『そのために何をすればいいのか?』
『その方法で本当に結果を出せるのか?』
を定期的に考えてください。
大事なのは、目標に近づくための頭を使った努力です!
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
仕事では、作業をこなすのではなく、常に思考をぶつけながら作業するべきです。
作業とは、『決められた手順や方法で与えられた課題を解決すること』です。
決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するマインド、『作業者マインド』しか持ってないと、大問題です。
作業は、AIやアウトソーシングに代替される可能性が高く、価値がなくなる可能性が高いです。
作業は、誰がやっても同じアウトプットになることが多く、別にあなたがやらなくてもいいのです。(あなたの付加価値は0)
全ての仕事に対してしっかり考えるという『思考者マインド』へスイッチしましょう。
仕事に取り組む際に、
「これはなんのためにやるのか?」
「方法Aよりも効率の良い方法はないか?」
「最速で終わらせるには、誰にレビューをもらうべきか?」
など、仕事の意義、やり方に関して思考を巡らせましょう。
注意点は、従来のものを全否定してしまわないように、ということです。
従来手法が良い場合は、それをそのまま採用するべきです。
③『上司や会社の評価』にこだわらない
これは、中長期的なキャリアプランを描くにあたり絶対に持つべき考え方です。
上司や会社の評価を、過度に気にしてはいけません。
仕事で改善すべき点を自分で見つけたのに、「上司が良く思わないかもしれないから…」と考えて躊躇してしまう人がいます。
なぜ上司や会社に評価されたいのでしょうか?
多くの人が、評価されることで出世したり昇給したりできるから、と答えるでしょう。
でも出世や昇給のために上司や会社に評価されることを目指すのは、非常に非効率なのです。
なぜなら、転職や人事異動で評価がリセットされるから。
変化の早いこの時代、我々日本人もジョブホッピングをする機会が増えています。
追い求めるべきは市場からの評価です!
今市場では何が注目されていて、どんな能力が欲しがられているかを考えましょう。
そして自己研鑽を行い、市場価値の高い人材をしっかり評価してくれる会社へ転職することも視野に入れてみてください!
④『他責』をやめ『自責』思考へ
何か仕事でミスをした時、その原因が一見自分にないと思った時には、多くの人が他責をするでしょう。
「あいつの報告書が読みにくかったからだ。」「部下の連絡が遅かったからだ。」
しかし、このような時には自責しましょう。
「報告書の書き方について軽く説明するべきだったな。」「まめに連絡するように部下に頼めばよかったな。」
他責をやめ自責をすることで、自分の成長機会が増えるのです。
他人の行動はコントロールできませんが、自分の行動はコントロールできます。
何か問題が起きた際はぜひ、「自分にできるところはなかったか?」を考えるようにしましょう。
自責思考の3つのメリット
⑤『見栄』か『プライド』か
見栄は、他者が自分に対してする評価のこと。
プライドは、自分が自分に対してする評価のこと。
他者の行動や思考はコントロールできないので、見栄による自分の行動は切り捨てるべきです。
例えば、「車が欲しい」と思った場合、
「周りに羨ましがられたいから」と言った理由は見栄によるものでしょう。
対して、「毎日通勤で使って通勤コストを削減したいから」と言うのは立派な理由(プライド)でしょう。
見栄の場合は買わない、プライドの場合は買うといった決断をすべきです。
ポイントは、「今自分がやりたいこと・欲しいものは、見栄によるものか? 」と考えることです。
まとめ
①学びの過程は、他者から認知されにくい。
他者の評価を得るには、結果を出すしかない!
②作業はいずれ自動化される。
仕事に取り組むたびに試行錯誤をし、自分だけの付加価値をつけることが大切!
③上司や会社の評価にのみ固執してはいけない。
環境が変わっても変わらない、市場における評価を大切に!
④「何か自分の言動に問題はなかったか?」と問うことで、自分の成長の機会を大幅に増やすことができる!
⑤自分の欲求が見栄に従っていないか要チェック!
見栄なら捨ててしまおう!
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術 [ ハック大学 ぺそ ] 価格:1,320円 |
【書籍名】行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術
【著者名】ハック大学 ぺそ
【出版社】ソシム
【出版日】2020年12月25日頃
【ページ数】212ページ
著者紹介
ハック大学 ぺそ
・アラサー
・都内の外資系金融機関に勤めるサラリーマン
・ビジネス系YouTuber
参考↓↓↓
ちゃんなる的には、ぺそさんのYouTubeチャンネルは非常に面白いと思ってます!
主観ですが、言葉がわかりやすく、声が穏やかで理解しやすいと思ってます。
興味がある方はぜひ視聴してみてください!
【3分でわかる!】「いつも「時間がない」あなたに」(著: センディル・ムッライナタン)
読み終えるまで約3分⏰
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『いつも「時間がない」あなたに』
この本から得られるもの
「○○がない・足りない…」と感じてしまう理由・原因を、論理的に説明!
「時間がない…」「お金がない…」「信頼できる友人がいない…」
と何かに欠乏していませんか?
もしあなたがこのように感じていたら、本書は読む価値があるでしょう!
この本の3つの要点
①欠乏のマインドセット
②欠乏が欠乏を呼ぶ、負のループ
③欠乏に合わせて人生設計する
①欠乏のマインドセット
『欠乏』は、持っているものが、必要と感じる量より少ないことです。
「もっとお金があったら…」「もっと時間があったら…」「もっと友達がいれば…」
『欠乏』は、私たちの心を占拠します。
心が自動的に満たされていないニーズへ向いてしまうのです。
例えば、
空腹な人は食べ物、
多忙な人は締め切り間際のプロジェクト、
金欠の人は今月の家賃、
孤独な人は話し相手、
これらのことに無意識に考えてしまうのです。
『欠乏』には2つの要素があります。
それが『集中ボーナス』と『トンネリング』です。
集中ボーナス:欠乏したものに注意が向き、集中力が向上すること
例えば、締め切りギリギリになって宿題やレポートに集中でき、爆速で終わらせること。
(この場合は時間に欠乏している)
トンネリング(≒視野狭窄):ある一点に集中すると、他のものが意識に入らなくなること。集中ボーナスの代償。
例えば、
時間の効率化に集中して運転中に飲食や電話をすると、事故のリスクやこぼしてシートにシミを作るリスク、電話の内容を深く理解できないリスクが意識の外に出てしまう。
『欠乏』は、脳の処理能力に負荷をかける。
処理能力に負荷がかかると、ミスを犯しやすくなる。
例えば、
多忙な営業部長が、最愛の娘に八つ当たりしてしまった→悪い親だと思われる
貧困学生が、試験で簡単な問題を間違えてしまった→無能、怠け者だと思われる
しかし、彼らは未熟でも思いやりが欠けているわけでもない
重い負荷をかけられているのだ!
『欠乏』とは、今最も重要なことに集中することができるが、それと同時に処理能力に大きな負荷をかけ、他の重要事項へ注意が向けにくくなってしまう状態なのです。
②欠乏が欠乏を呼ぶ、負のループ
欠乏のない時に無意識に生まれる心のゆとりをスラックといいます。
スラックがあると、欠乏に心を奪われることが減り、余裕が生まれます。
スラックあり:「この前買った○○あまり使わなかった。まあいっか、メルカリで売ろうっと」
スラックなし(欠乏中):「この前買った○○あまり使わなかった。高かったんだよ。困ったな、今月の家賃の支払いどうしよう。外食や飲み会我慢して節約しなきゃ…」
スラックがあると、失敗を許容でき、失敗をすぐ忘れることができ、
スラックがないと、一度の失敗のダメージが大きく、長時間悩んでしまいます。
そしてスラックがあることで、欠乏に比べ、処理能力にかかる負荷が非常に少ないです。
欠乏時は、トンネリングにより考えるべきことに抜け漏れが生じ、将来に備えることができない。
しかし、そうなると欠乏はさらに押し寄せてきます。
例えば、
・お金がない→借金をする→利子の返済→お金がない(ループ)
・時間がない→着手中の勉強を延期する→次やるときは忘れていて復習から始める→時間がない(ループ)
・睡眠を削る→脳機能低下→仕事のパフォーマンス低下→時間がない→睡眠を削る(ループ)
このように、『欠乏は欠乏を呼ぶ』ので、どこかの時点で断ち切り、それ以降欠乏しないようにするべきです。
③欠乏に合わせて人生設計する
欠乏による人的ミスを環境や仕組みで減らすことが重要。
例えば、
AとBの似たようなボタンが2つ並んでおり、通常時はAを、緊急時にはBを押す必要があるとします。
もし操作者が時間に追われていたり、他の考え事によって処理能力に負荷がかかっていたとしたら、押し間違いが多発するでしょう。
この人的ミスを人への『教育』や『注意喚起』で改善しようとすると難しい。
そうではなく、緊急時はAを押しても反応しないようにする、AとBのボタンの位置を離れさせる、ボタンの色や形を変える、通常時はボタンでなくレバーにする、のようにすることで人的ミスを減らすのです。
予定がありすぎて時間がないのなら、これから新しい予定を入れないようにする。
・「○日と○日は誘われてもいけません」と公言してしまう
・『何もしない』という予定を予定帳に書き込んでしまう
・上司に「○○タスクをどうしても完了させたいので、今週はこのタスクだけに注力させてください」とお願いする
お金がないのなら、お金が貯まる・減りにくい仕組みを作る。
・給料天引きで貯金口座にいくらか移動するように設定する
・家計簿をつけて支出額を可視化する
・利子のある借金ではなく親や友人から借りるといった利子のない借金をする
自分の意思でどうにかしようとするとうまくいきません。
他者の力やソフトウェアの力を借り、仕組みで欠乏から脱しましょう!
過去の欠乏や失敗はもう終わったものであり、これからの欠乏を避けましょう!
まとめ
①欠乏は「足りない…」と感じる心理状態のことで、集中力を高めるポジティブ効果があるが同時にトンネリングを起こすネガティブ効果がある。
②スラック(余裕:暇な時間、最低限度の資金や人間関係、睡眠時間等)がないと欠乏の負のループにハマってしまう…
③欠乏を脱する・未然に防ぐのは意思の力では困難!環境や仕組みを変えましょう!
*注意:本稿で示した例(例えば…)は、そのほとんどが私の主観です。本書内の例ではない場合があります。鵜呑みにせず、あなたなりの例を考えてみることをお勧めしますmm
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ文庫NF) [ センディル・ムッライナタン ] 価格:1,056円 |
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学【電子書籍】[ センディル・ムッライナタン ] 価格:957円 |
【書籍名】いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学
【著者名】センディル・ムッライナタン
【出版社】早川書房
【出版日】2017年1月7日
【ページ数】384ページ
著者紹介
センディル・ムッライナタン
ハーバード大学経済学教授。
「天才賞」と呼ばれるマッカーサー賞の受賞者である。
【3分でわかる!】「GRIT やり抜く力」
読み終えるまで約3分⏰
*注意:途中のテストを含めると、3分を超えますmm
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『GRIT やり抜く力』
あなたの身近に『天才』だと思う人はいますか?
確かに、『天才』って響きはかっこいいし、正直憧れます。
でも自分にはそんな恵まれた才能はない。
じゃあ、自分は成功できないのか…
そんなことありません。
たとえ『天才』でなくても、成功することはできるのです!
この本から得られるもの
正しく努力を行い、成功する方法
『努力』で『天才』を上回ることができる!
これが科学的に証明された!
この本の3つの要点
①成功には『才能』よりも『GRIT』が必要
②『GRIT=やり抜く力』とは?
③『GRIT』の伸ばし方
①成功には『才能』よりも『GRIT』が必要
結論、
才能<やり抜く力
著者が米国陸軍士官学校の生徒に調査をした結果、厳しい試験にくぐり抜け無事卒業をした人は『やり抜く力』があったことがわかりました。
この学校にはまず全米から数万人が志望し、あらゆる試験をくぐり抜けた1000人程度の生徒が入学を許されます。
試験は勉強だけでなく、部活動の成績や身体能力、筋力なども考慮されます。
しかし、やっとの思いで入学しても最初の7日間で5人に1人やめてしまいます…
確かに、最初の7日間は『ビースト』と呼ばれる最も過酷な訓練があるそうですが、、、2年以上かけて準備してやっと入学できたのになぜでしょうか?
著者はここに着目し、「退学する人と卒業する人は何が違うのか」を調査しました。
普通に考えると入学試験の成績がいい(能力の高い)生徒の方が最後まで頑張りそうです。
しかし、身体能力や知能が高くとも途中で脱落する人もいるし、能力が低くても最後までやり切った人がいたのです。
調査の結果、能力の高さよりも『情熱』と『粘り強さ』を持って最後まで諦めないことが重要であるという結論になりました。
私たちは『才能』に惹かれます。
何かすごい功績を収めた人や、能力の高い人を見ては、「あいつには才能がある」思ってません?
ここで、哲学者ニーチェの思考をかります。
天才は神がかった存在だと思えば、それに比べて自分が引け目を感じる必要がありません。
「あの人は超人的だ」=「張り合っても仕方ない」
能力の高い人を神格化してしまった方が楽なのです。
「あいつは天才だ」と思えば、その人が裏で重ねている努力を見る必要がなくなるのです。
②『GRIT=やり抜く力』とは?
GRIT(やり抜く力)とは、最後まで諦めず1つのことに向き合う力です。
なかなか計るのが難しい能力ですが、著者は『グリット・スケール』というテストを作りました。
以下の10個の問題に回答し、平均点を出してみましょう!
質問 | 全く当てはまらない | - | 非常に当てはまる |
---|---|---|---|
①新しいアイデアやプロジェクトが出てくると、 ついそちらに気を取られてしまう |
5点 | ←→ | 1点 |
②私は挫折をしてもめげない。 簡単には諦めない |
1点 | ←→ | 5点 |
③目標を設定しても、 すぐ別の目標に乗り換えることが多い |
5点 | ←→ | 1点 |
④私は努力家だ | 1点 | ←→ | 5点 |
⑤達成まで何ヶ月もかかることに、 ずっと集中して取り組むことがなかなかできない |
5点 | ←→ | 1点 |
⑥いちど始めたことは、必ずやり遂げる | 1点 | ←→ | 5点 |
⑦興味の対象が毎年のように変わる | 5点 | ←→ | 1点 |
⑧私は勤勉だ。絶対にあきらめない | 1点 | ←→ | 5点 |
⑨アイデアやプロジェクトに夢中になっても、 すぐに興味を失ってしまったことがある |
5点 | ←→ | 1点 |
⑩重要な課題を克服するために、 挫折を乗り越えた経験がある |
1点 | ←→ | 5点 |
いかがでしたか?
アメリカ人の成人の平均は3.8だとか。
(私は3.5でした…汗)
この点数が高いほど、GRITが高いということになります!
GRITが高いことは成功しやすいことを意味します。
「え、私めっちゃ低いんだけど…」って人も心配ありません。
GRITは伸ばせるのです!
③『GRIT』の伸ばし方
GRITを伸ばすには、次の4つの要素が重要です。
- 興味
- 練習
- 目的
- 希望
【興味】
興味とは、変化と多様性を探し求めたいという欲求のこと
『興味』を持てるものに出会えるかは偶然の要素も大きい。
何に『興味』を持つかは自分にもわからないし、気づいたら持っている場合もある。
『興味』は、外の世界と交流する中で生まれる⇨新しいことにどんどん挑戦しよう!
研究結果によると…
・自分の『興味』に合った仕事をしている方が、仕事への満足度が高い
(例えば、人と交流するのが好きな人は、デスクワークよりも営業職や教職の方がいい)
・やってる仕事を面白いと感じている時の方が、業績が高くなる
エキスパートは初心者よりも、1つのものに対して興味を持つ部分が広く深い!
まずは色々なことに挑戦してまず『興味』を持つ。
そして『興味』を持ったもの1つに対し、「面白い」と感じる部分をたくさん探していくことが『やり抜く力』につながります!
【練習】
『やり抜く力』には、興味のあることに取り組んだ時間の長さだけでなく、時間の質も関係する。
意図的な練習をしなければ上達しない。
エキスパートと呼ばれる人は、次の3つの流れで『練習』します。
- ある一点に的を絞り、ストレッチ目標(自分がまだ達成してない困難な目標)を設定する
- ストレッチ目標の達成を目指して行動し、得たフィードバックを次の行動に活かす(次の行動に必ず工夫を入れる)
- 改善すべき点がわかったら、ひたすら繰り返し『練習』する⇨身に付いたら次のストレッチ目標を立てる
『意図的な練習』にはストレッチ目標やフィードバックが不可欠で、これを意識して練習することで『やり抜く力』につながります!
【目的】
『やり抜く力』の強い人は、そうでない人と比べて『多くの人の役に立っている』と感じる『目的』を持っていることが多い。
もちろん「自分が楽しいから」という利己的な目的もあるが、それと並行して「誰かの役に立っている」という利他的な『目的』も持つべきである。
『天職』は見つけるものではない。
急に出会うのではなく、試行錯誤して『目的』を見出して働いているうちに、「この仕事は天職かも」と思うことによって見つかるものである。
自分が「やりたい」、「楽しい」と思うこと『目的』にすると同時に、「誰かが笑顔になる」、「みんなが喜んでくれる」という『目的』も持って仕事に取り組もう!
そうすることで『やり抜く力』がUp!
【希望】
『やり抜く力』の強い人は、楽観主義者である場合が多い。
楽観主義:苦痛の原因は一時的なもので、どうにかすることができると考える
悲観主義:苦痛の原因は変えようのない継続的なもので、自分にはどうにもできないと考える
また『やり抜く力』の強い人は、『成長マインドセット』を持っていることが多い。
『成長マインドセット』とは、「人の能力は後天的なもので、努力次第で伸ばすことができる」という考え方のことです。
『やり抜く力』を伸ばすには、「どうにかなるだろう!」、「練習すればいけるだろう!」と楽観的に物事を考えることが大切です!
まとめ
①成功・達成できるかどうかは、才能や能力よりも『GRIT』が重要!
②グリット・スケールで今の自分の『GRIT』がわかる!
③GRITは次の4点を抑えることで伸ばせる!
- 興味:色々と挑戦して興味を持てるものを見つける⇨それに対して興味をどんどん掘り下げていく
- 練習:ストレッチ目標を掲げ、練習し、フィードバックを得る⇨次の練習で必ずフィードバックを考慮して練習し続ける
- 目的:利己的な目標を持つと同時に、利他的な目標を意識するべき
- 希望:「どうにかできる!」と前向きに物事を捉えるべき
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
[書籍のメール便同梱は2冊まで]/やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける / 原タイトル:GRIT[本/雑誌] / アンジェラ・ダックワース/著 神崎朗子/訳 価格:1,760円 |
【書籍名】GRIT やり抜く力
【著者名】アンジェラ・ダックワース
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2016年9月9日頃
【ページ数】374ページ
著者紹介
アンジェラ・ダックワース
ペンシルベニア大学心理学教授。
近年アメリカの教育界で重要視されている『GRIT』の研究の第一人者。
TEDトーク「成功のカギは、やり抜く力」の動画がとても有名です。(下に貼っておきます)