【3分でわかる!】仕事に追われない仕事術〜タイム・マネジメント〜
読み終えるまで約3分⏰
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『仕事に追われない仕事術』
今回はこの本の一部、であるタイム・マネジメントについて紹介します!
対象読者
本書では、次のような人を対象にしています。
- 「時間がない」と嘆いている人
- 日々「忙しい」と感じつつ、なぜ忙しいかわからない人
- 仕事術関連の本を読んでみたものの、うまく仕事が捗らない人
- 『TODOリスト』『仕事の優先順位付け』『スケジュールの一覧化』といった主要な仕事術を試してみたが、効率よくなっていない人
今回の内容をかんたんにまとめると…
『忙しいだけの仕事』を捨て、チャレンジングな『本当の仕事』だけに集中せよ!
『忙しいだけの仕事』:
自分がやるのが必ずしも効率がいいとは言えない仕事
慌ただしく動き回ること
『本当の仕事』:
自分の目標・理想に近づくための仕事
他の人に任せるよりは自分がやったほうが効率が良い仕事
綿密に計画を立て、入念に思考をする必要があること
本書のタイム・マネジメント部分における要点3つにまとめました。
ここからお伝えします。
①『意志の力』に頼るのではなく『仕組み』に頼る
私たちの脳には『理性』と『衝動』の2つの部分があります。
理性は、思考や行動する際に、意識的に働きます。
衝動は、危険を察知した時や新しい情報に出会った時に反射的に働きます。
理性が「ダイエットするぞ」と意志を持っても、
衝動が「ラーメンだ!」「チョコレートだ!」と言って飛びついてしまいますよね。
意志の力では理性を効果的に機能させることが難しいのです。
ではどうするか?
『仕組み』で解決しましょう。
②機能する仕組みの7つの原則
機能する仕組みには次の7つの原則があります。
- 明確で具体的なビジョンが存在する
「自分はこうありたい!」という姿が明確に言葉にできること
また、それに近づくための何かしら努力ができていること - 一事に集中する
複数のことに同時に取り組むのではなく、一つずつ着手し完了させていくこと
(会議中にメールを返していたり、チャットツールを開きっぱなしで文書を作っていたりなど、これらは一事に集中とは言えない。もちろん二つの仕事を並行していることも。) - 少しずつ頻繁に行う
レポートや仕事のように明確な期限や完了があるものは、毎日少しずつでも進めるべき
経験を重ねることで新たな学びを吸収し、新たな知識やアイデアにつなげていく - 制限を設ける
何かしら制限をつけたり、選択肢を絞ったりすることが重要
タスクAを引き受けたらタスクBをやらない、今から2時間はメールや電話に出ずこの仕事だけに向かうなど - あらかじめ立てた今日の予定に、新たなタスクを追加しない
クローズド・リスト=ここまで!と線を引き、それ以上タスクを絶対に追加しないリスト(通常のTODOリストとは真逆)を使う - 突発の仕事を減らす
なぜ「予定より仕事が進まない?」
それは「予定にはなかった仕事を手に取っている」から
突発な仕事が降ってこないようにメールチェックを後回しにしたり、電話を出る時間を区切ったり、一人で作業する時間を確保したりすべし - コミットメントと興味を区別する
コミットメント:「責任を持って引き受け、お金や時間を投じてでも達成するべき」もの(自分の理想に近づく材料となるもの)
興味:「好きだ」と思えるもの
これら二つは明確に区別すべきであり、興味のあることにすぐに飛びついてはならない。
「これはコミットメントできるものか?」と一度考え、もしそうならシングルタスクで取り組もう
「へえ、そうなんだ。」で終わらず、実際に自分の行動に取り入れてみてください!
もちろん全てが好ましいが、1つだけでも効果はあるでしょう。
今よりも仕事に追われなくなることでしょう。
③仕事を適切にマネジメントする
- 仕事の依頼が来てもすぐに承諾しない
新たな仕事を受けるということは、既に抱えている仕事に割く時間の一部が減ることを意味する。
これを念頭に置いて仕事を引き受けるか決断するべき。
まずは「この仕事は今抱えている仕事よりも価値があるか?」と問おう。
- 仕事受けてもすぐに着手しない
まずは、既存の仕事との兼ね合いも考慮し、見積もりと整理の時間をとるべき。
「いつ、どこで、どれだけ進めるか」を考えて予定として組み込もう。
もちろん、その仕事をやるときは他の仕事はせず、なるべく邪魔が入らないようにして取り組もう。
まとめ
- 意志の力に頼らず、仕組みでカバーしよう!
- 優れた仕組みを作ろう!
- 仕事を受ける際は、既に持っている仕事との兼ね合いを考えるために、一度整理する時間を必ず設けよう!
今回の内容を整理すると、『仕事をする上で作るべき仕組み』とは
- 仕事に制限を設定する
- 新たな仕事は一度整理してから取り組む
- 一度に一つの仕事に着手する
- 1日にできる仕事量を常に把握する
- 毎日1日分の仕事を完了させる
ぜひこのルールで仕事をしてみてください。
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版 [ マーク・フォースター ] 価格:1,650円 |
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版【電子書籍】[ マーク・フォースター ] 価格:1,650円 |
【書籍名】仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版
【著者名】マーク・フォースター
【出版社】ディスカバー・トゥエンティワン
【出版日】2016年10月22日頃
【ページ数】279ページ
【3分でわかる!】「地頭力を鍛える」〜①地頭力とは〜(著: 細谷功)
読み終えるまで約3分⏰
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本!
『地頭力を鍛える』
今回は、この本の一部
地頭力とは何か
について紹介します!
⓪対象読者
- 『問題解決』を必要とする業務に携わる人
- 『考える力』を向上させたい全ての職業の人
①頭の良さは3種類
著者曰く、頭の良さは下記の3種類に分けれます。
知識・記憶力
- 判断に迷うことが少ない→有利な場面が多い
- インターネットの普及により情報が簡単に入手可能に→この能力の価値が薄れつつある
対人感性力
- 人に信頼されるには不可欠
- 人を動かすには不可欠
- 陳腐化しない能力
- 膨大な情報を選別して、そこに自分の付加価値をつけて新たな知識を生み出す力
- 陳腐化しない能力
②地頭力
地頭力のベースになる3つの力
- 仮説思考力:「結論から考える」
- フレームワーク思考力:「全体から考える」
- 抽象化思考力:「単純に考える」
仮説思考力 | フレームワーク思考力 | 抽象化思考力 | |
---|---|---|---|
ひとことで言うと | 結論から考える | 全体から考える | 単純に考える |
メリット |
最終目的まで 効率的に到着する |
思い込みを排除し、 ①コミュニケーションの 誤解の最小化、 ②ゼロベース思考を 加速する |
応用範囲を広げ、 「一を聞いて十を知る」 |
プロセス |
①仮説を立てる ②検証する ③必要に応じて 仮説を修正する (以下繰り返し) |
①全体を俯瞰する ②切り口を選択する ③分類する ④因数分解する ⑤再俯瞰して、 ボトルネックを見つける (フェルミ推定と同じ プロセスである!) |
①抽象化する ②モデルを解く ③再び具体化する |
キーワード |
・ベクトルの逆転 (逆算) ・少ない情報で仮説を立てる ・前提条件を決める ・「タイムボックス」 アプローチ |
・絶対座標と相対座標 ・ズームイン(全体→部分) の視点移動 ・適切な切り口(軸) の設定 ・漏れなくダブりなく (MECE) |
・具体⇆抽象の往復 ・モデル化 ・枝葉の切り捨て ・アナロジー(類推) |
③なぜ地頭力が重要?
ひとことで言うと、「圧倒的に生産性が上がる」からです。
- 結論から考えることで、最終目的まで最も効率的な方法でたどり着ける
- 全体から考えることで、コミュニケーションにおける誤解や後戻りの最小化になる
初めから全体像を共有して議論を進めることで、後戻りを減らす!
対して部分から考えると、個人の思い込みや思考の偏りが排除できず、誤解が生まれて後戻りが発生しやすくなる - 単純に考えることで、意思統一が図りやすい
タスクの全体・目的を簡単に把握できるようになる、と言うことですね!
最後に
情報や知識を入手できる時代になりました。
素人と専門家の知識という壁が低くなりつつあるのです。
情報や知識を素早く入手できることは当たり前の能力とみなされ、単なる『物知り』に価値は無くなったのです。
今後は情報や知識を入手した上で、それらをどうやって使うかがポイントになります。
そのために地頭力が大切ということがわかっていただけると嬉しいです。
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 [ 細谷 功 ] 価格:1,760円 |
価格:1,408円 |
【書籍名】地頭力を鍛える
【著者名】細谷功
【出版社】東洋経済新報社
【出版日】2007年12月
【ページ数】232ページ
著者紹介
細谷 功(ほそや いさお) 1964年、神奈川県生まれ。ビジネスコンサルタント。
東京大学工学部を卒業後、東芝を経てビジネスコンサルティングの世界へ。
【3分でわかる!】「ハック大学式 最強の仕事術」〜マインドセット編〜
読み終えるまで約3分⏰
どうも、ちゃんなるです。
今回紹介するのはこの本(の一部)!
『ハック大学式 最強の仕事術』
この本から得られるもの
『仕事ができる人』になるための方法
本書では、その方法を2つの側面から解説しています。
- マインドセット面:物事の考え方、捉え方
- アクションプラン面:具体的な行動の仕方、物の使い方
本稿では今回、マインドセットについて解説します!
仕事ができる人の『マインドセット』、この5つの要点
①『結果』を出さなきゃ評価されない
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
③『上司や会社の評価』にこだわらない
④『他責』をやめ『自責』思考へ
⑤『見栄』か『プライド』か
①『結果』を出さなきゃ評価されない
まず、手段を目的化しても意味がありません。
例えば、「毎月本を10冊も読んでいる!」や「私は毎日英会話スクールに通っている!」といったものです。
確かに、読書量も英語に触れる時間も多く、努力しているのは伝わるかもしれません。
しかし、本を読んで得た学びを行動にうつしたり、実際にスクールの外で英語を話さなければその学びは活かされません。
自分では本で得た学びを実践してるつもりでも、結果が出なければ同僚や上司には伝わりません。
「○○を頑張っている!」というプロセスではなく、結果を重視しましょう。
『どのような結果を出したいか?』
『そのために何をすればいいのか?』
『その方法で本当に結果を出せるのか?』
を定期的に考えてください。
大事なのは、目標に近づくための頭を使った努力です!
②『付加価値』を生み『市場価値』を高める
仕事では、作業をこなすのではなく、常に思考をぶつけながら作業するべきです。
作業とは、『決められた手順や方法で与えられた課題を解決すること』です。
決められた手順、決められた方法で与えられた課題を解決するマインド、『作業者マインド』しか持ってないと、大問題です。
作業は、AIやアウトソーシングに代替される可能性が高く、価値がなくなる可能性が高いです。
作業は、誰がやっても同じアウトプットになることが多く、別にあなたがやらなくてもいいのです。(あなたの付加価値は0)
全ての仕事に対してしっかり考えるという『思考者マインド』へスイッチしましょう。
仕事に取り組む際に、
「これはなんのためにやるのか?」
「方法Aよりも効率の良い方法はないか?」
「最速で終わらせるには、誰にレビューをもらうべきか?」
など、仕事の意義、やり方に関して思考を巡らせましょう。
注意点は、従来のものを全否定してしまわないように、ということです。
従来手法が良い場合は、それをそのまま採用するべきです。
③『上司や会社の評価』にこだわらない
これは、中長期的なキャリアプランを描くにあたり絶対に持つべき考え方です。
上司や会社の評価を、過度に気にしてはいけません。
仕事で改善すべき点を自分で見つけたのに、「上司が良く思わないかもしれないから…」と考えて躊躇してしまう人がいます。
なぜ上司や会社に評価されたいのでしょうか?
多くの人が、評価されることで出世したり昇給したりできるから、と答えるでしょう。
でも出世や昇給のために上司や会社に評価されることを目指すのは、非常に非効率なのです。
なぜなら、転職や人事異動で評価がリセットされるから。
変化の早いこの時代、我々日本人もジョブホッピングをする機会が増えています。
追い求めるべきは市場からの評価です!
今市場では何が注目されていて、どんな能力が欲しがられているかを考えましょう。
そして自己研鑽を行い、市場価値の高い人材をしっかり評価してくれる会社へ転職することも視野に入れてみてください!
④『他責』をやめ『自責』思考へ
何か仕事でミスをした時、その原因が一見自分にないと思った時には、多くの人が他責をするでしょう。
「あいつの報告書が読みにくかったからだ。」「部下の連絡が遅かったからだ。」
しかし、このような時には自責しましょう。
「報告書の書き方について軽く説明するべきだったな。」「まめに連絡するように部下に頼めばよかったな。」
他責をやめ自責をすることで、自分の成長機会が増えるのです。
他人の行動はコントロールできませんが、自分の行動はコントロールできます。
何か問題が起きた際はぜひ、「自分にできるところはなかったか?」を考えるようにしましょう。
自責思考の3つのメリット
⑤『見栄』か『プライド』か
見栄は、他者が自分に対してする評価のこと。
プライドは、自分が自分に対してする評価のこと。
他者の行動や思考はコントロールできないので、見栄による自分の行動は切り捨てるべきです。
例えば、「車が欲しい」と思った場合、
「周りに羨ましがられたいから」と言った理由は見栄によるものでしょう。
対して、「毎日通勤で使って通勤コストを削減したいから」と言うのは立派な理由(プライド)でしょう。
見栄の場合は買わない、プライドの場合は買うといった決断をすべきです。
ポイントは、「今自分がやりたいこと・欲しいものは、見栄によるものか? 」と考えることです。
まとめ
①学びの過程は、他者から認知されにくい。
他者の評価を得るには、結果を出すしかない!
②作業はいずれ自動化される。
仕事に取り組むたびに試行錯誤をし、自分だけの付加価値をつけることが大切!
③上司や会社の評価にのみ固執してはいけない。
環境が変わっても変わらない、市場における評価を大切に!
④「何か自分の言動に問題はなかったか?」と問うことで、自分の成長の機会を大幅に増やすことができる!
⑤自分の欲求が見栄に従っていないか要チェック!
見栄なら捨ててしまおう!
*より深く知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください!
書籍情報
行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術 [ ハック大学 ぺそ ] 価格:1,320円 |
【書籍名】行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術
【著者名】ハック大学 ぺそ
【出版社】ソシム
【出版日】2020年12月25日頃
【ページ数】212ページ
著者紹介
ハック大学 ぺそ
・アラサー
・都内の外資系金融機関に勤めるサラリーマン
・ビジネス系YouTuber
参考↓↓↓
ちゃんなる的には、ぺそさんのYouTubeチャンネルは非常に面白いと思ってます!
主観ですが、言葉がわかりやすく、声が穏やかで理解しやすいと思ってます。
興味がある方はぜひ視聴してみてください!